なぜ人々は、他人の失敗や恥部をこれほどまでに執拗に追い求めるのか。心理学的には、他人の完璧なコントロールが崩れた瞬間を目撃することで、奇妙なカタルシスや優越感を得るためだと説明される。特に「絶対に失敗してはいけない」という極限状態にあるプロフェッショナルの崩壊は、格好の消費コンテンツとなる。
ネット社会は、こうした人間の暗部をアルゴリズムによって増幅させる。クリック数やインプレッションが金銭的価値を生むアフィリエイト経済において、「失敗画像」は効率的な集客ツールだ。誰かの尊厳を切り売りすることで成り立つビジネスモデルが、今日も検索エンジンの裏側で機能している。