この未曾有の事態に対し、スキー場側も手をこまねいているわけではありません。長野県や北海道の主要リゾートでは、赤外線センサーを搭載したAI監視カメラの導入が急速に進んでいます。森林境界線に設置されたカメラが熊の侵入を検知すると、即座にパトロール隊のスマートフォンや場内アナウンスへアラートが飛ぶ仕組みです。
一部の先進的なスキー場では、ドローンを使った上空からのパトロールも実施されています。しかし、吹雪や濃霧といった悪天候時にはテクノロジーの限界もあり、最終的には人の目による警戒と、地元の猟友会との緊密な連携が不可欠なのが実情です。