坂本選手の武器はジャンプの高さと幅だけではありません。シニア初期の『アメリ』で見せた愛らしいスピード感から、『マトリックス』での力強く圧倒的なキレ、そして北京五輪シーズンの『グラディエーター』や『No More Fight Left In Me』で見せた重厚な情感まで、プログラムごとにまったく異なる表情を見せてきました。
近年では『Baby, God Bless You』や『シカゴ』、映画『ピアノ・レッスン』の楽曲など、繊細なピアノの旋律から情熱的なジャズ、クラシックまで幅広いジャンルに挑戦。振付師のシェイ=リーン・ボーン氏やマリー=フランス・デュブレイユ氏らとのコラボレーションにより、「力強さ」の中に「洗練された女性の美しさとしなやかさ」を融合させることに成功しています。
ステップシークエンスでのディープエッジと上半身の豊かな表現は世界最高峰の評価を受けており、プログラムコンポーネンツ(演技構成点)でも常に高得点をマークし続けています。