ネパール語の表記には、ヒンディー語などと同じ「デーヴァナーガリー文字」が用いられます。日本人にとって馴染みの薄い文字ですが、その仕組みは表音文字であり、母音と子音の組み合わせで構成されているため、基本規則さえ理解すればデーヴァナーガリー文字読み方のハードルは決して高くありません。
文字の上に引かれた水平な横線(シローレーカー)が単語をつなぐ特徴を持ち、左から右へ読み進めます。スマートフォンやPCで入力する際は、アルファベットの綴りから自動変換する「ローマ字入力方式」を採用すると、文字盤に不慣れな方でもスムーズにテキスト入力が行えます。
また、現地の若年層の間では、SNSやチャットツール上でデーヴァナーガリー文字を使わず、アルファベットでネパール語の音をそのまま書き表す「ローマン・ネパール語」も広く浸透しています。翻訳ツールに入力する際は、アルファベット表記のままだと認識されないことが多いため、一度正式な文字へ変換して入力することが正確な翻訳を得るコツです。