八相の構えは実戦で使えない?歴史の真相と正しい使い方を徹底解説

八相の構えは実戦で使えない?歴史の真相と正しい使い方を徹底解説

八相の構えは実戦で使えない?歴史の真相と正しい使い方を徹底解説に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

八相の構えを形骸化させず、本来の威力を発揮するためには、ミリ単位の身体アライメントが求められます。古流剣術および全日本剣道連盟の形指導に基づいた正しい構え方の要点は次の通りです。

  • 足さばき:自然体から左足を半歩引き、右足を前に出した右自然体(右前)をとる。体重は前後に偏らず5対5を意識。
  • 右拳の位置:鍔(つば)の高さが自分の口元から右耳の横あたりに位置するように掲げる。右脇は締めすぎず、卵1個分のゆとりを持たせる。
  • 左手の位置:左拳はおへその前、正中線上に置き、柄頭を相手の喉元に向けるイメージを保つ。
  • 刀身の角度:刀身は垂直に立てすぎず、やや後方に45度ほど傾け、刃先は相手の喉または左斜め前を向くように構える。

最大の弱点「右半身・小手の空き」に対する実践的対策

八相の構え最大の弱点は、相手から見て右側の正中線および右小手、胴が丸開きになる点です。この弱点をカバーするために、古流の達人たちは以下の2つの運用法を徹底しました。

1つ目は「誘い(いざない)の戦術」です。開いている小手や面を意図的な餌とし、相手が打ってきた瞬間に左足を引きつつ相手の刀を鎬(しのぎ)で擦り上げ、そのまま斜め上から袈裟に斬り下ろす「後の先(ごのせん)」を取ります。

2つ目は「薙刀(なぎなた)における八相の応用」です。薙刀では刀身が長いため、八相の構えから石突(いしづき)を使った下からの足払い、柄での打撃、上方からの斬り落としなど、回転力を活かした多彩な連続技へと瞬時に移行できます。弱点を単なる隙にせず、攻撃へのバネとして活用することが八相運用の真髄です。

斉藤 蓮
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斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。