ネット上の掲示板やSNSで「オーム電機 評判」や「オーム電機 口コミ」を調べると、時折「数カ月で動かなくなった」「ボタンの反応が悪くなった」といったネガティブな投稿が目に留まります。しかし、こうした声の背景には、家電製品特有の情報発信バイアスと流通規模の大きさが存在します。
第一に、オーム電機の製品は全国のホームセンター、ディスカウントストア、ECモールで年間数百〜数千万点規模で販売されています。統計的にどれほど優秀な製造ラインであっても、工業製品である以上0.1%〜0.5%前後の初期不良率や経年故障をゼロにすることは不可能です。母数が極めて大きいため、不具合に遭遇したユーザーの声がネット上に集積されやすい構造があります。
第二に、数百円から数千円で購入できる手軽さから、過酷な環境(湿気の多い脱衣所、屋外に近い玄関先、頻繁に抜き差しされる延長コードなど)でタフに使われがちである点も挙げられます。実態として、適切な環境下で使用されている製品の多くは、大手メーカー品と遜色ない耐用年数を記録しており、「全体として壊れやすい」という言説は実態から乖離した過度の一般化と言えます。