平林都氏が代表を務める「エレガントマナースクール」の動向を追うと、テレビで見かける機会こそ最盛期より大幅に落ち着いたものの、ビジネスとしての地盤は強固に維持されています。2026年現在、彼女の主戦場は地上波のバラエティ番組から、大手企業の幹部研修、医療機関・高級ホテル・外車ディーラー向けの接遇指導、そして全国各地でのクローズドな講演活動へと完全に移行しました。
当時の大炎上直後、業界内では「事実上のメディア追放ではないか」と囁かれました。しかし、企業向け研修の現場取材によると、営業現場や富裕層ビジネスを展開する経営層からの需要は依然として根強いものがあります。不況期や競争激化の局面において、「生ぬるい研修では現場の空気が変わらない」「顧客の懐に飛び込む本物の接遇を叩き込んでほしい」と願う一部の経営者層から、駆け込み寺のような位置づけで指名が続いているのが実情です。
また、自社の公式ウェブサイトやSNS、動画配信プラットフォームを活用した発信も継続しており、かつての「泣くまで追い詰める鬼講師」という極端なキャラクター像から、実利を重視するプロフェッショナルな接遇コンサルタントとしてのブランディングへ回帰を図っています。