テレビ局のスタジオ裏やロケ現場において、マツコ・デラックスの評判は長年トップクラスを維持しています。画面上では共演者を容赦なくイジり倒す毒舌キャラとして振る舞いますが、カメラが止まった瞬間の態度は180度異なります。
現場スタッフや若手タレントの証言によれば、普段の口調は非常に物腰柔らかく、男性のトーンである低めの声で「先ほどはきつい言い方をしてごめんなさいね」「助かりました、ありがとうございます」と、深々と頭を下げる姿が日常茶飯事です。ADや照明スタッフなど、いわゆる裏方作業員の名前を一人ひとり記憶し、差し入れの好みを気にかける配慮は業界内でも伝説的に語り継がれています。
また、一般人との街頭ロケにおいても、カメラが回っていない移動中に一般の通行人から声をかけられた際、決してぞんざいにあしらうことはありません。体調が許す限り「どうもね、気をつけて帰ってね」と小さく手を振るなど、極めて節度ある大人の対応を貫いています。この「画面上の過激さ」と「現場での礼節」の強烈な落差こそが、制作サイドから「絶対に代わりがいない」と重用され続ける最大の理由です。