有料席の抽選に漏れてしまった場合や、あえて自由なアングルで移動しながら熱気を感じたい旅行者に向けて、地元関係者が口を揃える実践的な穴場鑑賞スポットが存在します。
大通りの中心部は有料席で埋まりますが、大通りの終端付近、具体的には山王十字路(大通りの西端)周辺の歩道は、道路幅が広く視界が開けているため、立ち見でも迫力ある竿燈の列を捉えることができます。また、竿燈が入退場を行う待機エリア周辺(秋田県庁・秋田市役所方面の接続路)では、演技前の差し手たちの気迫に満ちた表情や、掛け声とともに一斉に火が灯される瞬間の緊迫した息づかいを至近距離で目撃できます。
さらに見逃せないのが、昼間に開催される「昼竿燈(妙技会)」です。エリアなかいち「にぎわい広場」などで開催されるこの競技会は、夜の華やかさとは対照的に、純粋な技の精度を競う真剣勝負の場です。入場無料で間近から見学でき、風の乱れに耐えながら限界まで竹を継ぎ足していく差し手の額の汗、筋肉の震えまでが手に取るように伝わってきます。
お祭り気分を盛り上げる竿燈まつり屋台出店場所は、大きく2つの特設エリアに集約されます。
- 竿燈屋台村(市役所会場・中央会場):秋田市役所前広場およびアゴラ広場周辺に展開される大規模グルメスポット。本場の比内地鶏焼き鳥、横手やきそば、みそ付けきりたんぽといった郷土の名物屋台が数十店規模で軒を連ねます。
- ご当地グルメフェスティバル会場:竿燈大通り近隣のイベントスペース等で開催され、地酒の飲み比べコーナーや、秋田名物の「ババヘラアイス」のパラソルが立ち並び、演技開始前の夕涼みスポットとして賑わいます。