かつては専門店で高価なアクリルフレームや額縁を買い揃える必要があった推し活ディスプレイですが、現在は100均グッズの進化によって劇的な低コスト化が進んでいます。特に大手チェーンのダイソーとセリアは、オタク層のニーズを精緻にマーケティングしたオリジナルブランドを展開しており、それぞれの得意分野が明確に分かれています。
ダイソーの強みは「サイズ展開の豊富さと頑丈なハードケース」にあります。主力シリーズである「マイコレ」をはじめ、大型のディスプレイケースや深型のコレクションボックスなど、大量のバッジを整然と並べて埃をシャットアウトする収納力に長けています。一方、セリアは「デザイン性の高さと見せる収納の細やかさ」で圧倒的な支持を集めています。「ヲタコレ」シリーズに見られるような、ニュアンスカラーを取り入れたスタンドや、缶バッジ専用のマイフレーム、リボンやレースをあしらった装飾系スリーブなど、インテリアとしての調和を最優先に考えたアイテムが充実しています。
ウォールポケットは、缶バッジを1つずつポケットに差し込むだけで等間隔の整列美を作り出せるため、作業効率と統一感において圧倒的なパフォーマンスを誇ります。一方、1点もののレアバッジやサイン入りグッズには、アクリル樹脂製の単体ディスプレイケースを卓上スタンドとして自立させる手法が向いています。