リリースから30年以上が経過した2026年現在も、YouTubeの公式チャンネルや各種ストリーミングサービス、SNS上には『はがゆい唇』に対する熱量の高い書き込みが絶えません。
ユーザーの声を集約すると、主に以下のような反響が見られます:
- 40代〜50代リスナーの声:「若い頃は単にメロディが格好いい曲だと思っていたが、人生の酸いも甘いも経験した今聴くと、冒頭のワンフレーズだけで涙が出る」「大人の恋愛の痛々しさがここまでリアルに言語化された曲は他にない」
- 20代〜30代の若年層リスナーの声:「昭和・平成ポップスを巡るなかで出会ったが、サウンドの重厚感とボーカルの迫力に圧倒された」「シティポップのような軽妙さとは違う、泥臭い情念が逆に新鮮で惹きつけられる」
- カラオケ愛好家の声:「サビの『歯痒いのよ〜』で感情を一気に解放できる唯一無二の曲」「きれいに歌おうとすると絶対に失敗する、魂を削らないとサマにならない難曲」
世代ごとの受け止め方に違いはあれど、共通しているのは「時代に迎合しない本物の感情表現」への圧倒的な信頼です。言葉を過剰にオブラートに包む現代のポップシーンにおいて、阿木燿子の研ぎ澄まされた毒と、それを気品ある歌声で包み込む高橋真梨子のボーカルは、乾いた現代人の心に痛烈なリアリティをもって突き刺さっています。