ハムスターは夜行性の動物であるため、夜間から深夜帯にかけて容態が急変する傾向があります。しかし、深夜に近くで夜間救急に対応する動物病院を探し始めても、当直医がエキゾチックアニマルに対応できないケースが多いため、日頃からの備えが生死を分けます。
大都市圏を中心に増えている24時間対応の救急病院を利用する場合でも、「必ず出発前に電話を入れ、今夜の当直獣医師がハムスターの応急処置を行えるか」をピンポイントで確認してください。電話口で「呼吸状態」「体温」「意識レベル」を端的に伝えることで、病院側も酸素ケージの事前準備や保温器具のセットを速やかに整えることができます。
また、かかりつけ医が休診となる日曜日や祝日にも診てくれる病院を、自宅から車やタクシーで30〜40分圏内に最低2箇所は確保しておくべきです。休日診療を行っている病院であっても、完全予約制を導入している場合が多いため、急患受入れの条件を平時のうちにメモしておく習慣が命を救う防波堤となります。