ネット上で「前髪が薄くなったのでは」と噂される対象は、ベテランから若手アイドルまで幅広い。長年にわたりスタイルの象徴として第一線を走り続ける木村拓哉のような大物俳優であっても、役柄に応じたノーセットに近いナチュラルなスタイリングや照明の角度ひとつで、SNS上に多様な臆測が飛び交うのが常だ。
一方で女性芸能人に目を向けると、新垣結衣をはじめとするトップ女優たちが取り入れたことで一気に定着したシースルーバングが、思わぬ誤解を生むケースが後を絶たない。シースルーバングとは、あえて束感を減らしておでこを透けさせるトレンド技術である。しかし、この束感が湿気や皮脂で潰れると、第三者からは「セットの失敗」あるいは「自毛の薄毛化」に見えてしまうという致命的な罠を抱えている。
芸能ニュースの裏側を覗くと、本人の毛量が実際に減ったわけではなく、最先端のトレンドヘアを追求した結果として生じる「視覚的スキマ」が噂の元凶となっている例が想像以上に多い。