日本に滞在する外国人や日本の文化を深掘りする人々が必ず直面するカルチャーショックがある。それが「午後や夜になっても『おはようございます』と挨拶する」という不思議な現象だ。
エンターテインメント業界や放送業界、あるいは夜勤のある接客業や物流の現場では、その日の業務を始める際の第一声として時間帯を問わず「おはようございます」が使われる。これは「今日という一日の仕事を共にスタートする」という連帯感の表明であり、時間の概念を超えた一種のプロフェッショナルな合図なのだ。一見奇妙に見えるこの習慣も、働く人々の絆を深める合理的なシステムとして、海外のビジネス誌でも取り上げられるほど関心を集めている。