毛利小五郎といえば、酒と競馬とアイドルに目がない「迷探偵」としての印象が強い。しかし、かつて警視庁捜査一課に所属していた時代の彼は、射撃において圧倒的な才能を発揮していた。目暮警部をはじめとする元同僚たちも、彼の銃の腕前については手放しで認めている。
一般的な警察官の射撃訓練において、的に命中させること自体は当然の基本とされる。しかし小五郎のレベルは次元が違う。動く標的や極限の緊張状態においても、狙ったポイントを数ミリの狂いもなく撃ち抜く集中力を持っている。まさに「警視庁に毛利あり」と謳われた名手なのだ。