素材を手に入れた後、それをどう「売れるデザイン」「記憶に残るビジュアル」へと昇華させるか。鍵を握るのはコントラストのコントロールだ。
馬というモチーフは、本来非常に情報量が多い。豊かな筋肉の起伏、風になびくたてがみ、力強い蹄。これらをすべて等密度のままレイアウトすると、視覚的なノイズになりかねない。プロの現場では、馬の頭部や瞳にフォーカスを絞り、胴体や足元は流れるような抽象的ストロークで逃がす「引き算の美学」が用いられる。
また、文字フォントの選定も極めて重要だ。エッジの効いた明朝体で緊張感を演出するのか、力強い極太ゴシックで前進するパワーを強調するのか。ビジュアルのベクトルの向きとタイポグラフィの重心を正確に一致させることで、受け手の視線は一瞬にしてデザインの核心へと引き込まれる。 (出典: 午 年 イラスト(Yahoo!ニュース))
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