彼女の作品が世界的な注目を集めた最大の契機は、1999年に刊行された旧版の表紙に刻まれた「大災害は2011年3月」という鮮明な文字である。これが2011年の東日本大震災を奇妙なほど具体的に指し示していた事実は、オカルト・都市伝説の域を超えて一般社会にも強い衝撃を与えた。
さらに『私が見た未来 完全版』で新たに明かされた「2026年7月大津波予言」は、太平洋沖の海底破裂とそれに伴う巨大な津波を描写しており、世界中の読者の間で激しい議論を巻き起こした。東日本大震災の数倍とも描写される超巨大津波や、フィリピン海プレート周辺の地殻変動を思わせる未発表メモの真意について、専門家や検証者の間では様々な角度から分析が行われている。だが真に注目すべきは、これが単なる終末論ではなく、被害を回避するための強い警鐘として描かれている点だ。