札幌の地酒として親しまれる「千歳鶴」の歴史は、明治初期の1872年、能登出身の柴田休蔵氏が創設した柴田酒造店に端を発します。現存する札幌唯一の蔵元である日本清酒が運営する「千歳鶴 酒ミュージアム」は、酒造りの歴史的資料の展示にとどまらず、銘酒の魅力をダイレクトに味わえる体験型ショップとしての役割を担っています。
館内に入るとまず目を引くのが、かつて実際に使われていた木桶や仕込み道具、歴史を感じさせる看板などの貴重な展示物です。奥に進むと広々とした販売・試飲コーナーが広がり、日本清酒のフラッグシップブランドである「千歳鶴」の全ラインナップがずらりと並びます。定番の純米大吟醸から季節限定の生原酒まで、専門スタッフのアドバイスを受けながらじっくりと好みの1本を選べる贅沢な空間です。