なぜ「な」から始まる国名はこれほど少ないのでしょうか。背景には、国名の日本語表記(カタカナ転写)のベースとなる各国の自称・公用語の音韻構造が関係しています。
アルファベットの「N」から始まる国名は英語圏でも「Norway(ノルウェー)」「Netherlands(オランダ/ネーデルラント)」「Nepal(ネパール)」「New Zealand(ニュージーランド)」「Nicaragua(ニカラグア)」のように、母音が「O」「E」「I」に分散しています。結果として、日本語で「Na(な)」の音になる国が偶然にもアフリカの2国とオセアニアの1島国に絞り込まれる形となっています。