逮捕後、元少年は精神鑑定を経て「アスペルガー症候群(現在の自閉スペクトラム症)」と診断された。刑事処分ではなく、医療少年院への送致が決定。適切な治療と教育を受けさせるための措置だった。そして2006年、元少年は少年院を退院し、社会へと戻っていった。
この退院のニュースは、世論に激しい議論を巻き起こした。わずか6年ほどの収容期間で、本当に更生は可能なのか。奪われた命の重さに対し、あまりにも短い期間ではないかという反発の声は根強かった。国や司法は彼のプライバシーを守るため、その後の動向を一切公表していない。