乗用カートでの移動が標準化した日本のゴルフ場において、自分の足で芝を踏みしめて歩くプレースタイルが見直されている。スマートウォッチやフィットネス端末の普及により、1ラウンドで1万5000歩以上を稼ぎながら自然を満喫する体験価値が再評価された。
アップダウンの激しい山岳コースでは過度な体力を消耗するが、完全平坦なこの地なら、老若男女を問わず心地よい有酸素運動として18ホールを完走できる。歩くことで同伴者との会話が弾み、コースの傾斜や芝目も足裏からダイレクトに伝わる。本来のゴルフが持っていた「歩く歓び」が、ここには色濃く残っている。