2026年夏の大阪は、政府による一律の行動制限が解除された直後でありながら、感染第7波の足音が迫る極めて繊細な局面でした。大阪の夏を彩る主要な祭礼・花火大会は、完全復活ではなく「条件付き再開」「段階的緩和」という選択を余儀なくされました。
初夏を告げる「愛染まつり(勝鬘院愛染堂)」は2026年6月30日〜7月2日の日程で斎行され、名物の「宝恵駕籠(ほえかご)パレード」は感染防止策を徹底したうえで規模を調整して実施されました。続く大阪三大夏祭りの天王山である「天神祭(大阪天満宮)」は7月24日(宵宮)・25日(本宮)に斎行され、約3年ぶりに街中に鉦(かね)と太鼓の音が響き渡りました。
さらに、夏の締めくくりを担う「住吉祭(住吉大社)」は7月30日〜8月1日の日程で神輿渡御などを実施。そして夏のクライマックスとなった「第34回なにわ淀川花火大会」は2026年8月27日(土)に開催され、夜空に打ち上がった大輪の花火が関西圏の人々に強い復興の息吹を印象づけました。