ポータルサイトで物件を検索する際に見かける「ペット可」と「ペット相談可」。似た表現に見えますが、両者の間には入居ハードルの決定的な違いが隠されています。
「ペット可」物件は、あらかじめ規約で飼育が許可されており、設備や管理体制が整っている傾向があります。一方、「ペット相談可」物件は、本来はペット不可だが空室対策などの事情で条件付き許可を出している物件が目立ちます。そのため、相談可物件では「小型犬1頭のみ」「猫は爪とぎで柱を傷つけるため不可」といった厳しい制限が課されるケースが少なくありません。
犬や猫の飼育制限だけでなく、多頭飼いとなると審査の壁はさらに高くなります。ペット可賃貸における多頭飼いの審査基準では、「専有面積」「鳴き声や足音による近隣トラブルのリスク」「過去の飼育実績」が厳格にチェックされます。多頭飼育を希望する場合は、2頭目以降に追加敷金や家賃の増額(月額2,000円〜5,000円程度)が求められるケースも多く、事前の交渉と条件確認が欠かせません。