全国的な知名度を誇るシャトレーゼが世間の厳しい視線に晒されるきっかけとなったのは、品質管理と企業コンプライアンスの双方案件が短いスパンで相次いだことにあります。
ことの発端は、製造委託先や子会社における賞味期限の不正な書き換えとそれに伴う大規模な商品回収でした。さらに、購入したケーキからカビが発見された事案において、店舗およびカスタマーサポート側の初期対応が後手に回ったことでSNSを中心に批判が殺到。企業姿勢そのものに対する不信感へと発展しました。
追い打ちをかけるように、公正取引委員会から下請代金支払遅延等防止法(下請法)違反に関する勧告を受けるなど、消費者向けの商品衛生だけでなく取引先との関係性や企業倫理に対しても疑義が生じる事態となりました。急成長を遂げるメガブランドの足元で、一体何が起きていたのかを項目別に紐解いていきます。