近年、食品・外食産業では時短・簡便ニーズが急速に高まっている。特に家庭での料理において、調理時間を極力減らしつつも満足度の高い「タイパ飯」が支持される傾向が定着した。
かつてナムルといえば、韓国料理の定番としてモヤシやホウレンソウを下茹でして作るのが一般的だった。しかし、火を使わずに生のきゅうりとそのまま食べられるカニ風味かまぼこを合わせるスタイルが考案されて以降、その手軽さが一気に知れ渡ることとなった。
大手レシピ共有サイトのクックパッドでも、「きゅうり」「カニカマ」の検索頻度は年間を通じて上位をキープしている。手軽に入手できる食材だけで、プロ顔負けの深みある小鉢が作れる点が、多忙な現代人のニーズに合致しているのだ。