主役となる果実の質の高さにおいて、熊本の右に出る地域は少ない。なかでも冬から春にかけて主役を張るのが、熊本県産イチゴの最高峰「ゆうべに」だ。鮮やかな深紅の果皮と円錐形の整ったフォルム、そして酸味と甘みの力強いコントラストは、こってりとしたクリームの中でも決して埋もれない強烈な個性を放つ。
初夏から主役に躍り出る熊本県産メロン「肥後グリーン」もまた、サンドイッチの概念を覆す破壊力を持つ。JA熊本経済連(熊本県果実農業協同組合連合会)の手厚い品質管理のもとで出荷される果実は、糖度が高く、果汁の保持力が極めて高い。口に含んだ瞬間に溢れ出すジュースを受け止めるため、パンの厚みや気泡の大きさまできめ細かく計算されているのだ。