近年、黒柳徹子さんの「若い頃の写真」がSNSやWebメディアで取り上げられるたび、「驚くほどの美女」「オードリー・ヘプバーンを彷彿とさせる洗練された美貌」と大きな話題を呼んでいます。
1953年、テレビ本放送開始に合わせてNHK東京放送劇団の第1期生に応募した際、応募者6000人以上の中から選ばれた逸話は有名です。当時の面接で個性が強すぎるあまり落選しかけたものの、「そのままのあなたでいい」と劇作家の飯沢匡氏らに見出され、テレビ女優の草分けとなりました。
1971年には、30代後半にして単身ニューヨークへ留学。演劇やダンスを学びながら、ヴィンテージの洋服を着こなし、現地のカルチャーを貪欲に吸収しました。当時撮影されたモノクロ写真に残る、繊細なアイラインとモードなショートヘア、上品な笑顔は、現代のZ世代が見てもため息が出るほどスタイリッシュです。
自著『トットチャンネル』などでも語られている通り、彼女は「流行を追うのではなく、自分が心から美しいと思うもの」を身につけ、既存の女性像にとらわれない自立した生き方を早くから貫いていました。この確固たる自己肯定感こそが、現在のタイムレスな美しさの基盤となっています。