現役を退いてから時が流れた2026年、彼女の情熱は次世代の育成へと向けられている。長年パートナーシップを結ぶサントリーホールディングスとともに推進するジュニア育成プログラムは、今年新たな局面を迎えた。自らの実体感に基づく指導メソッドを盛り込み、世界で戦うための「心技体」を育む最新プロジェクトが本格的に動き出している。
かつてダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントで高校生優勝を果たし、一躍脚光を浴びた自身の原体験があるからこそ、若い選手に向ける眼差しは温かく、そして厳しい。「技術以上に、自分を信じ切る強さを伝えたい」。その思いは確実にジュニア世代へと浸透している。一時のイベントで終わらせない本質的な育成環境の構築は、未来のプロゴルフ界を力強く支える礎となりつつある。