どの都市に行っても同じ顔をしたチェーンホテルとは一線を画す。それが各地のエスペリアホテルを訪れる醍醐味だ。
たとえば京都では、伝統的な格子や和の意匠を現代的にアレンジしたモダンな空間が広がり、旅の情緒をさりげなく盛り上げる。一方、博多や中洲の拠点では、アクティブな街の熱気から一転して寛げる機能的なスタイリッシュさが前面に出ている。長崎では港町の歴史的ロマンを感じさせる落ち着いたトーンが印象的だ。単に「泊まる場所」を提供するのではなく、その街の空気を客室の中にまで自然な形で引き込んでいる点が素晴らしい。