長丁場となる大規模大会において、「休憩(インターミッション)」がどこに入るかはイベントの質を大きく左右する。前半戦で溜め込んだ熱気を一度リセットし、後半のクライマックスへ向けて観客の集中力を再構築するための「溜め」の時間だ。
一般的に、注目のライト級タイトルマッチや国際戦などの直前に休憩が設定されることが多い。物販コーナーへの誘導というビジネス的側面はもちろんのこと、観客がトイレや休憩を済ませ、万全の態勢で後半の超目玉カードに集中できるように設計されている。この緩急の付け方こそが、数時間に及ぶ興行を飽きさせずに魅せ切るプロの技術と言える。