季節選びと設置場所も成功率を大きく左右する。発根に最適な気温は20度から25度前後。春(4月〜6月)または秋(9月〜10月)が最適なタイミングとなる。真夏の猛暑期や真冬の凍える時期は植物の代謝が低下するため、避けるのが無難だ。
設置場所は「直射日光の当たらない、明るい日陰」が絶対条件だ。強い日差しを浴びると、根がない枝は葉からの蒸散に耐えきれず乾ききってしまう。風通しがよく、柔らかい間接光が入るレースカーテン越しの窓際などが最も理想的な環境と言える。
水挿しの場合は毎日必ず新鮮な水に替えること。水中の酸素が欠乏すると茎が腐敗しやすくなる。土挿しの場合は、土の表面が乾く前に霧吹きなどで優しく保水し、常に適度な湿り気をキープする。発根するまでの約3週間、いかにストレスを与えずに見守れるかが勝負の分かれ目となる。