香川のソフトテニスがなぜここまで強いのか。その原点を辿ると、長年にわたり地域指導の第一線で情熱を注いできた塩田孝一氏をはじめとする名将たちの教えと、計算し尽くされた練習プログラムに行き着く。
練習で重視されるのは、単なるボール打ちの反復ではない。相手の足の向きやラケット面を一瞬で洞察し、配球の意図を瞬時に読み取るトレーニングだ。ボールを打つ前の「準備の速さ」を極限まで高めることで、どんな速球にも振り遅れない体幹と足さばきを練り上げる。この基本動作の徹底こそが、ライバルに大きな差をつける最大の武器となっている。