メディアにおけるこの問題への関心は高まる一方だ。東洋経済オンラインの深掘り記事やYahoo!ニュースの意識調査では、保護者層から「国公立大学への進学が必ずしも安泰とは言えない時代になったのか」という不安の声が多数寄せられている。長年信じられてきた「国公立=安心・安定」というドグマは壊れつつある。
一連の教育行政ニュースが示すのは、制度改革のスピードに受験生や高校の進路指導が追いついていない現状である。入試日程の早期化、推薦枠の増大、共通テストの難易度変化など、目まぐるしく変わる入試体系の中で、情報格差が合否を分ける局面が増えている。最新情報を素早く察知し、数字の裏にある実態を見抜く洞察力が試されているのだ。