真夜中の天井裏で響く不快な音。それが一体何の小動物によるものなのか、正しく見極めることが対策の第一歩となる。特に混同されやすいのがイタチとハクビシンだ。両者は生態も体格も大きく異なるため、聞こえてくる声や足音に決定的な違いが現れる。
イタチの鳴き声の最大の特徴は、高く澄んだ「キッキッ」「チッチッ」、あるいは威嚇時の「クックッ」「ギギギッ」という短く鋭い声だ。体長は20〜30cm程度と極めて小柄なため、天井裏を走る音も「カタカタ」「トトトッ」と比較的軽やかである。一方、ハクビシンは体が50cm以上と大きく、足音は「ドスン、ドスン」と重い。鳴き声も「シャーッ」という低い威嚇声や「グルル」といった濁った唸り声が中心となり、甲高いイタチの声とは明らかに一線を画す。
最近ではYouTubeなどの動画共有プラットフォーム上に、実際の被害宅で撮影された屋根裏騒音の音声データが多数投稿されている。音声を聴き比べることで、自分の家に入り込んでいるのがどちらなのかを早期に特定する手がかりになるはずだ。