1通のメールを同一組織内の複数人に送る(Toに複数人を含める)場合、宛名の記載順序には明確なビジネスマナーが存在します。基本原則は「職位の高い順(上位者から下位者へ)」です。
【同一組織の複数名へ送る場合の記載例】
株式会社ABC商事
代表取締役社長 鈴木 一郎 様
専務取締役 佐藤 次郎 様
営業部長 山田 太郎 様
役職の上下関係が分からない場合や同等の役職者が並ぶ場合は、名刺交換の順や社内序列(プロジェクトリーダー、主幹部署の担当者など)を考慮して記載します。
また、宛先が4〜5名以上に及ぶ場合、全員の氏名を連記するとメール本文のファーストビューが宛名だけで埋まってしまいます。その場合は、以下のように「各位」や包括的な表現を活用して簡潔にまとめます。
【人数が多い場合の省略表記例】
・株式会社ABC商事
プロジェクトメンバー各位
・株式会社ABC商事 営業部の皆様
なお、「各位」という言葉自体に「皆様方」という敬意が含まれているため、「各位様」や「ご担当者様各位」と書くのは重言(二重敬語)です。「関係者各位」または「ご担当者各位」と記載するのが正しいマナーです。