鶴ひろみさんは神奈川県出身。小学生時代に劇団ひまわりへ入団し、子役として芸能活動をスタートさせました。早くから演技の世界に身を投じた経験が、後年の卓越した表現力の土台を形作ることになります。
声優としての本格的なデビューにして大きな転機となったのが、1978年に放送された世界名作劇場『ペリーヌ物語』の主人公・ペリーヌ役でした。過酷な運命に立ち向かう健気な少女を情感豊かに演じ、一躍注目を集めます。その後、青二プロダクションに所属し、数々の名作アニメや洋画の吹き替え、テレビ番組のナレーションなど、第一線で活躍を続けました。
私生活では、1986年に同じく声優として活躍していた難波圭一さんと結婚。声優界のおしどりカップルとして話題を集めましたが、後に離婚を経験しています。その後も仕事への情熱を絶やすことなく、後輩声優の指導や現場のムードメーカーとして、声優業界全体を牽引し続けました。