動画投稿を始めるにあたって最も多くの人が抱く疑問が「1再生でいくら稼げるのか」という点です。結論から言えば、現在の長尺動画(インストリーム広告)における1再生あたりの収益は0.1円〜0.8円程度で推移しています。ただし、動画のジャンルや尺、視聴者層によってこの数値は大きく上下し、条件が揃えば1再生あたり1円〜2円以上を叩き出すチャンネルも珍しくありません。
一方で、爆発的な再生回数を稼ぎやすいYouTubeショートの広告収入相場は1再生あたり0.003円〜0.015円前後にとどまります。ショート動画は「クリエイタープール」と呼ばれる広告収益プールから全体の視聴シェアに応じて分配される仕組みのため、100万回再生されても得られる報酬は3,000円〜1万5,000円程度というのが現実です。
クリエイターの間で「YouTubeの広告収入が激減した」と囁かれる主な原因は、まさにこの視聴スタイルの変化にあります。チャンネル全体の再生回数が増えていても、その大半が単価の低いショート動画に偏っている場合、総収益は伸び悩むか減少します。また、企業の広告出稿基準が厳格化し、再生維持率やエンゲージメントの低い低品質な動画に対しては、広告配信自体が抑制されるアルゴリズムへと進化したことも大きな理由です。