骨盤底筋は、お腹の深層にある「横隔膜」「腹横筋」「多裂筋」とともに、体の体幹部を包み込む「インナーユニット」を形成している。この4つの筋肉は連携して働いており、どこか一つが機能不全に陥ると、全身のバランスが崩れてしまう。
特に見落とされがちなのが呼吸との連動だ。息を吸うと横隔膜が下がり、骨盤底筋も連動して下がる。息を吐くと両者が引き上がる。この自然なリズミカルな動きが、自律神経の安定や内臓の位置補正に直結している。単に締め付ける運動ではなく、深呼吸と連動させた体幹アプローチとしての側面が今、強く意識されている。