ホール側にとっても、この日は最大の勝負所だ。多額のコストを投じて仕掛ける以上、中途半端な営業でファンの信頼を失うわけにはいかない。そのため、普段は見られないような「並びでの高設定投入」や「角台への偏り」など、明確な意思表示(仕掛け)が用意されることが多い。
前日までのスランプグラフの推移、凹み台の上げ狙い、あるいは特定の末尾番号へのこだわり。これらを徹底的にプロットし、当日の挙動と照らし合わせる。スマホ片手に店内を巡回し、周囲の台の挙動(特に終了画面やトロフィーの出現状況)を素早く察知する観察眼こそが、現代の立ち回りに求められる最強の武器だ。