ご当地プレートの魅力を決定づけるのが、工夫を凝らした鮮やかなデザインだ。国土交通省が推進する「地方版図柄入りナンバープレート導入事業」により、各地の名所や特産品、ゆるキャラなどをモチーフにしたプレートが次々と誕生している。寄付金付きのプレートを選択すればフルカラーの美しいデザインを楽しめ、集まった寄付金は地域の交通利便性向上や観光振興事業に直接還元される仕組みだ。
中でも象徴的な成功例として知られるのが、静岡県と山梨県の境界を越えて誕生した富士山ナンバーである。県境をまたぐ広域的な地域連携のモデルケースとなったこのプレートは、雄大な富士のシルエットを配したデザインで一躍全国的な知名度を獲得した。現在流行しているご当地デザインの多くは、この先駆的な成功をベースに、より洗練されたイラストを採用する傾向を強めている。