月曜夜9時。かつて街から人が消えるとまで言われた「月9」は、まさに日本のテレビドラマの代名詞として君臨してきた。トレンディドラマのブームを巻き起こし、若者のファッションやライフスタイルまでを決定づけた影響力は、他の追随を許さない。
その黄金期を象徴するのが、木村拓哉が主演を務め型破りな検事像を打ち立てた『HERO』だ。型破りでありながら真っ直ぐな正義感を持つ主人公と、テンポの良い群像劇の魅力は日本中を熱狂させた。平均視聴率30%超えという驚異的な記録は、単なる数字以上の文化的インパクトとして今も語り継がれている。