「あんた、このままじゃ地獄に落ちるわよ」
画面越しに放たれる容赦のない一言に、スタジオの空気は凍りつき、視聴率は跳ね上がった。1990年代後半から2000年代にかけて、彼女がバラエティ番組で見せた言動は、テレビというメディアが持っていた爆発力を象徴している。
大物芸能人を前にしても一切怯まず、上から目線で人生のダメ出しを連発するスタイル。視聴者はその暴走ぶりに驚愕しながらも、どこか胸がすくような快感を覚えていた。しかし、その高圧的なキャラクターはすべて綿密に計算されたセルフプロデュースだったという見方もある。
スタジオの空気を一瞬で支配する眼光と、相手の心理的隙間に入り込む人心掌握術。恐怖と熱狂を同時に生み出す圧倒的なプレゼンスは、まさにテレビ界を席巻した怪物そのものであった。