引退後、彼が没頭したのは日本の伝統文化の再発見だった。全国数百におよぶ酒蔵を自ら訪ね歩き、蔵人と膝を突き合わせて語り合う。その情熱は、自ら創業した「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」の設立へと結実する。
伝統的な日本酒業界に最先端のテクノロジーとブランディングを持ち込み、世界の富裕層に向けた新たな市場を開拓した。彼がプロデュースするイベント「CRAFT SAKE WEEK」は、日本酒の魅力を若者や海外へ発信する一大プラットフォームへと成長を遂げている。ピッチ上で発揮した類稀なるプロデュース能力は、ビジネスの現場でも遺憾なく発揮されているのだ。