新校舎のドアをくぐると、まず目を奪われるのは光が差し込む開放的なアトリウムと、機能的に配置された学習スペースだ。単に「新しい建物」を作ったわけではない。ここには、次世代の教育を叶えるための意図的な空間設計が凝縮されている。
全校生徒に割り当てられたデジタル端末と連動する超高速Wi-Fi環境はもちろんのこと、各教室には最新型のインタラクティブ・ホワイトボードが完備されている。従来の「教師が一方的に教える」講義スタイルは完全に姿を消した。生徒たちがグループごとに画面を共有し、自らリサーチした内容を発表し合うアクティブ・ラーニングが日常の風景だ。廊下の至る所に設けられたコモン・スペースでは、休み時間にも生徒たちがノートPCを囲んで議論を交わす姿が見られ、校舎全体が巨大な学びの実験場のような熱気に包まれている。