バストのサイズを決める計算式は、JIS(日本産業規格)によって明確にルール化されています。胸のサイズは「アルファベット(カップ数)」と「数字(アンダーバスト)」の組み合わせで表現されますが、このアルファベットは単純な胸のふくらみの高さではなく、トップバストとアンダーバストの差によって厳密に定義されています。
測定に用いる2つの部位の定義は以下の通りです。
- トップバスト:胸のふくらみが最も高くなっている部分(乳頭を通る周囲長)
- アンダーバスト:胸のふくらみのすぐ下、バージスラインに沿った肋骨まわりの周囲長
この2つの数値を計測し、「トップバスト − アンダーバスト = カップ数」という計算を行います。差が2.5cm刻みで段階的に設定されており、10.0cm前後を基準のAカップとしてアルファベットが上がっていきます。
重要なのは、「カップ数=胸の絶対的な大きさ」ではないという点です。例えば「アンダー65cmのDカップ(65D)」と「アンダー75cmのBカップ(75B)」は、乳房そのものの体積(質量)としてはほぼ同等になります。これが「華奢な人のDカップが小さく見え、骨格がしっかりした人のBカップがふくよかに見える」という視覚的マジックの正体です。