世間一般において、「黄金の金玉」のようなブログは「インチキな予言をばら撒くデマサイト」と一括りにされがちです。過去に発信された具体的な日付入りの預言(巨大地震の襲来、ドル紙幣の無価値化、第三次世界大戦の勃発など)の多くは、言及された期日通りには成就していません。常識的に考えれば、これほど予言を外せば読者は離散し、サイトは閉鎖に追い込まれるはずです。
しかし、ブログが今なお存続し強固な求心力を維持している背景には、多くの人が見落としている心理学的メカニズムが存在します。社会心理学で知られる「予言が外れた時(認知的不協和の解消)」の理論通り、熱心なフォロワーは「玉蔵氏が警告を発し、祈りや集合意識が働いたからこそ大難が小難に変わった」「期日はズレたが、世界的な崩壊トレンド自体は確実に当たっている」と解釈を再構成するからです。
さらに見逃せない盲点は、玉蔵氏自身が発信の節々に「信じるな、疑うな、確かめろ」「半分はエンタメとして読め」という予防線(免責構造)を巧みに織り交ぜている点です。完全なカルト宗教のように絶対的な教義を押し付けるのではなく、道化を演じながらシニカルに語るスタンスを取ることで、批判者の追及を巧みにかわす構造が作り上げられています。