このユニークな神社の誕生を語るうえで欠かせないのが、元グラフィックデザイナーで建築デザインも手掛ける宮沢洋氏の存在だ。令和の時代における新しい地域活性化の形として始動したほしいも神社プロジェクトにおいて、彼の洗練されたデザイン感覚が随所に遺憾なく発揮されている。
ひたちなか市は、日本一の産出額を誇る干し芋の産地である。この地元の名産品である「干し芋(ほしいいも)」と「欲しいもの」という言葉の響きを掛け合わせた遊び心が、プロジェクトの原点だ。伝統的な神道建築の枠にとらわれないモダンで黄金色のアプローチは、洗練された芸術作品のような佇まいを漂わせている。