投開票の夜、テレビの選挙速報画面に「当選確実」の文字が躍った瞬間、自民党県連の事務所にはどよめきと大きな歓声が交錯した。かつて野党強固の地盤とされた仙台市を中心とする宮城1区。初出馬で甘い洗礼を受けてから数年、彼女が積み重ねてきた努力が形となった瞬間だった。
第50回衆議院議員総選挙において、自由民主党は全国的な逆風に見舞われていた。しかし、宮城1区で小選挙区の猛者たちと対等以上に渡り合い、比例東北ブロックで見事に返り咲きを果たした森下千里氏の集票力は、党幹部にとっても予想以上の伸び幅だったと言える。