この場所の最大の強みは、何と言っても近鉄京都線の「近鉄丹波橋駅」と京阪本線の「丹波橋駅」を結ぶ屋根付き連絡通路(ペデストリアンデッキ)の存在だ。雨に濡れることなく、わずか数十秒から1分程度で改札間を移動できる設計は、昭和の相互直通運転時代の名残を残しつつも、現代の都市交通において圧倒的な効率性を誇る。
かつて両路線は線路を共有し、直通電車が走っていた歴史を持つ。相互乗り入れ自体は過去のものとなったが、そのインフラが形を変えて高度な歩行者ネットワークとして機能し続けている点は、鉄道史的にも実に興味深い。