単にすべての行間を詰めれば良いというわけではない。全体をギュッと詰めすぎた文書は、かえって圧迫感を与え、読者の集中力を奪ってしまう。
見やすいニュースレターやプレゼン資料には「メリハリの法則」が必須だ。本文の行間を狭く(固定値14pt前後)設定したら、見出し(H2/H3)の前には必ず「0.5行~1行分」の空きを確保する。メリハリがあることで、人間の目は必要な情報へ瞬時にジャンプできるようになる。
また、表組み(テーブル)内の文字が行上下いっぱいに詰まって見づらい場合は、行間ではなく「セル内の配置(上下中央揃え)」と「セルの余白」で調整するのが鉄則だ。用途に応じた適切な余白の残し方こそが、素人とプロを分ける決定的な境界線となる。